40代独身・実家暮らしの「自由」と「制約」|こどおばのリアルな葛藤と折り合いのつけ方

目次

実家暮らし=自由、だと思っていた

帰宅したときの「おかえり」がある安心感

仕事終わりに玄関を開けると、リビングから聞こえてくるテレビの音。 「おかえり」の声と、漂ってくる夕飯の香り。

この何気ない風景が、仕事モードからプライベートへの切り替えスイッチになっています。

一人暮らしのころは、帰っても誰もいない静かな部屋が待っているだけ。 それが当たり前だったはずなのに、今はこの「日常の音と匂い」にホッとしている自分がいます。

40代になって体調を崩す場面が増えたことも、この安心感の有り難さを実感させてくれます。 一人暮らし時代、フラフラしながらドラッグストアへ行ったり、動けなくてUber Eatsに頼ったり——あの心細さは、今でもよく覚えています。

お金の「余裕」が、心の余裕になった

実家に入れているのは月3万円。

一人暮らしをすると、田舎でも家賃だけで4〜6万円はかかります。 さらに駐車場代、ネット代、電気・ガスの基本料金、NHK受信料……。 車が必須の地域なので、維持費も馬鹿になりません。

一人暮らし時代はずっとカツカツで、通帳の残高を見てはヒヤヒヤしていました。

「やってみたいこと」を考える余裕すらなかった。 将来のことを考えようにも、目の前の生活費で精一杯でした。

今は、その差額を少しずつ将来の備えに回せています。 終活やお墓のことも、ぼんやり考え始めました。 お金の不安が減ると、気持ちにも余裕が生まれる——そのことを、身をもって感じています。

実家暮らしで感じる「制約」:小さいけれど、じわじわくるもの

お風呂のタイミング問題

実家暮らしの「制約あるある」の筆頭といえば、これ。

仕事から帰ってきて、ちょっとゴロゴロしていたい……でも、なんとなく早く入らないといけない空気感があります。

うちの場合、母はお風呂の片付けを必ず自分でやる人なので、私が先に入る流れになっています。 疲れた体でソファに沈みたい気持ちを抑えながら、いそいそとお風呂に向かう日もちらほら。

些細なことではあるけれど、毎日のことなので地味に積み重なります。

母の「マイルール」との折り合い

家事全般を「頑固として譲らない」母。

家事の分担をしようとしても、長年のやり方を曲げたくないようです。 年齢のせいなのか、もともとの性格なのか——ありがたい反面、少し難しいな、と感じることも正直あります。

また、母はコミュ力が高く、友人やカラオケ教室の仲間がよく家に来ます。 おかずやお土産のおすそ分けで玄関ピンポンがかかること、週に何度も。

内向的な私にとっては、落ち着かないこともあって……。 「母の社交性、少し分けてほしいな」と思う瞬間があります(笑)。

「結婚しないの?」が聞かれなくなった、その静けさ

40代独身の実家暮らしといえば、「結婚はまだなの?」という声が飛んでくるイメージがあるかもしれません。

でもうちは——もう聞かれません(笑)。

母は以前、毎年お雛様を飾ってくれていました。 でも35歳を過ぎたあたりから、いつの間にか飾らなくなっていて。 言葉にしないその変化が、なんとも言えない気持ちにさせます。

妹は一度結婚したものの、2年もしないうちに離婚。今も独身です。 姉妹そろって独身、母に孫を抱かせてあげられないまま年を重ねています。

責められているわけじゃない。 でも、あのお雛様が出てこなくなったことを、私はちゃんと覚えています。

のちにこのお雛様は人形供養に出しました…

「自由」と「制約」のバランス、どうやって折り合いをつけるか

実家暮らしの自由と制約は、表裏一体です。

安心感がある反面、遠慮がある。 お金の余裕ができる反面、自分だけのペースで動けないことがある。

これを「不満」として抱え続けるか、「自分が選んだ暮らし」として受け入れるか——そこが分岐点だと思っています。

私が意識するようにしたことを、いくつかシェアします。

① 「親のルール」は変えようとしない

母のやり方に口を出しても、関係が悪くなるだけ。 自分の担当エリアを決めて、そこだけ自分流にするほうがストレスが少ないです。

② 自分だけの「ひとり時間」を確保する

通勤の1時間は、音楽やラジオを聞く自分だけの時間。 家の中でも、自分の部屋に閉じこもる時間を意識的に作るようにしています。

③ 将来への準備時間と考えてみる

実家にいると、親の老いとか家の古さとか、終活のことをリアルに感じる場面が増えますよね。
でも逆に言えば、これって“将来に備える時間”でもあるんだと思うんです。
そう考えると、少し気持ちがラクになります。

まとめ:完全な自由も、完全な束縛も、どこにもない

完全に自由な暮らしも、完全に制約された暮らしも、きっとどこにも存在しません。

一人暮らしにはなかった安心感と経済的な余裕。 その代わりにある、小さな遠慮と折り合いの日々。

40代で実家に戻った選択を「正解」にするかどうかは、自分次第だなと思っています。

同じように実家暮らしで葛藤しているあなたへ—— 「大変だけど、悪くない」そんな毎日を、一緒に続けていきましょう。

このブログでは、40代独身・実家暮らしのリアルな日常を、これからも書いていきます。

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→他のカテゴリー 40代独身の現実 40代独身女の現実的な話です。老いや日常の話。暇ならゆっくり見ていってね。

いもこ@HelloNewDays
会社員(事務職)
はじめまして、いもこ@HelloNewDaysです

地方の実家で高齢の母と二人暮らし、事務職として勤続17年。40代になり、老後のお金や親のこと、体の変化など、将来への不安が尽きない日々を送っています。

以前は「周りの人はみんな幸せそうなのに、どうして私はつらいことが多いんだろう」と、一人で抱え込んで落ち込むこともありました。

けれど、自分が悩みながら調べたことや、実際に体験した出来事などをブログに綴り始めたとき、視界がパァーっと開けるような感覚がしました。

私のささいな経験でも、綴ることで「誰かの役に立てるかもしれない」。自分だけの世界を見つけた喜びと、新しい世界への第一歩を込めて、活動名を**「HelloNewDays(ハローニューデイズ)」**と表現して名前のとなりに入れました。

このブログでは、40代の等身大の悩みと、それを解決していく過程をゆるくお話ししています。私と同じように悩む誰かにとって、この場所が「新しい明日」へ踏み出す小さなきっかけになれば嬉しいです^^
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