父の葬儀のとき、「書いておいてくれたら」と思った
こんにちは、いもこです。
父が急死したとき、葬儀の手配と並行してさまざまな手続きが一気に押し寄せてきました。
銀行口座はどこにあるのか。 保険には入っていたのか。 連絡すべき親戚はどこまでか。 葬儀はどんな形でやればよいのか。
動揺したままバタバタと進んでいく中で、何度か思ったことがあります。
「もし事前に何か残してくれていたら、もう少し楽だったのかな」
そのときの経験があって、最近「エンディングノート」というものを改めて調べてみました。
名前は聞いたことがあっても、実際に何を書くものなのか、40代の自分に必要なのか、正直よくわかっていませんでした。
調べてみると、「書いておいてよかった」と感じる場面が想像以上に多そうで、今の自分にも関係のある話だと気づきました。
同じように「エンディングノートって何?」「まだ早いかな」と思っている方に向けて、まとめます。
エンディングノートとは何か
エンディングノートとは、自分が亡くなった後や判断できなくなったときに備えて、必要な情報や希望を書き残しておくノートのことです。
終活の一つとして取り組む人が増えていて、市販のものや無料でダウンロードできるものもあります。
ひとつ大事なポイントとして、エンディングノートは遺言書とは別物です。 法的な効力はなく、財産の相続や遺産分割を決めるものではありません。
「法律的な拘束力はないけれど、家族への大切なメッセージを残せるもの」という位置づけです。
だからこそ、難しく考えずに書けるという側面もあります。
エンディングノートに書く内容
決まった形式はありませんが、よく書かれる内容を項目ごとにまとめます。
自分の基本情報
氏名・生年月日・本籍・マイナンバー・家族や親族の連絡先など、基本的な情報です。
「そんなの家族なら知ってるでしょ」と思いがちですが、亡くなった後の手続きでは意外とこういう情報が必要になります。 特に本籍地や親戚の連絡先は、いざとなると誰もわからないということが起きやすいです。
葬儀についての希望
- 家族葬にしてほしい
- 直葬(火葬のみ)でよい
- 宗教の形式
- 呼んでほしい人、呼ばなくていい人
父の葬儀のときも、「どこまで声をかけるべきか」で迷いました。 本人の希望が書いてあれば、家族が悩まずに済みます。
また、祖母の葬儀のときのように親族間で意見が割れる場面でも、「本人がこう書いていた」という言葉は大きな力を持ちます。
お墓についての希望
- 実家のお墓に入りたい
- 永代供養にしてほしい
- 散骨を希望する
- 樹木葬がいい
私のように独身で子どもがいない場合、お墓を継ぐ人がいない問題は切実です。 「どうしてほしいか」を書き残しておくことで、家族が後から困る場面を減らせます。
財産・保険・借金の情報
- 銀行口座の情報
- 加入している保険
- 不動産
- 借金の有無
亡くなった後、家族が一番困るのは「どこに何があるかわからない」という状況です。 口座が複数あったり、ネット銀行を使っていたりする場合は特に重要です。
ただし、暗証番号などを書く場合は保管方法に十分注意が必要です。 他の人に見られないよう、保管場所をしっかり考えておきましょう。
医療・介護についての希望
意識がなくなったとき延命治療を望むかどうか。 介護が必要になったとき、自宅で介護してほしいか施設に入りたいか。
これ、考えたことがなかった方も多いのではないでしょうか。 私も正直あまり深く考えていませんでした。
でも調べてみると、ここを書いておかないと家族がとても困るケースが多いそうです。 特に独身で配偶者がいない場合、判断を任せられる人がいないので、自分の意思を書き残しておくことが余計に大切になります。
スマホ・ネット関連の情報
- スマホのロック解除方法
- SNSアカウントとパスワード
- サブスクサービスの契約一覧
- ネット銀行の情報
これは現代ならではの項目です。
本人しか知らないまま亡くなると、スマホが開けない・サブスクが解約できない・ネット銀行の残高にたどり着けないといった問題が起きます。
私もスマホひとつで管理しているサービスがいくつもあるので、これは早めに整理しておかなければと感じました。
40代独身こそ、エンディングノートが必要な理由
エンディングノートというと「高齢者が書くもの」というイメージがあるかもしれません。 でも最近は40代から書き始める人も増えていて、特に以下のような状況の方には早めに取り組む価値があると感じています。
・独身で配偶者がいない ・子どもがいない ・一人暮らし、または実家をひとりで管理している
私はこの3つ全部に当てはまります。
一人暮らしをしていた10年間は、「もし自分に何かあったとき誰も気づいてくれないのでは」という不安が頭の片隅にずっとありました。 実家に戻った今も、ひとりで家のことを管理しながら老後の不安を抱えている状態は変わりません。
だからこそ、「いざというとき家族の負担を少しでも減らしたい」という気持ちで、エンディングノートを書いておくことには意味があると思っています。
完璧に書こうとしなくていい。 元気なうちに少しずつ、書けるところから始めるものだそうです。
まとめ
エンディングノートは、自分が亡くなった後や判断できなくなったときに備えて、家族への情報と希望を残しておくものです。遺言書とは違い法的な効力はありませんが、家族の迷いや負担を減らす力があります。
書いておくと役立つ主な内容は、自分の基本情報・葬儀の希望・お墓についての希望・財産や保険の情報・医療と介護の希望・スマホやネット関連の情報です。
40代独身で子どもがいない私にとって、「誰かに判断を任せられない状況」は今も将来も続きます。 だからこそ、元気なうちに自分の意思を書き残しておくことが、自分と家族を守る一つの手段だと感じています。
私自身もまだ書き始めていませんが、この記事をきっかけに少しずつ向き合ってみようと思っています。
最後まで読んでくださりありがとうございました!
→次の記事

私のブログを見に来てくれてありがとうございます^^
↓時間があったら他の記事も見ていってくれると嬉しいです↓

