みなさんこんにちは、いもこです。 今日は「ひとり事務に向いている人」についてお話したいと思います。
私自身17年ひとり事務をやってきましたが、入社当初は未経験・前任者なし・引継ぎマニュアルなし、のトリプルコンボの最悪のスタートで「絶対無理やー(´;ω;`)」しか毎日思っていなかったですが、少しずつ仕事にも職場にも慣れてくると「もうちょっと頑張れるかもしれない」から次第に「意外とラクな面もある?!」と思いながら仕事していたら、気づいたら17年経っていました笑
ひとり事務が向いていないのか向いているのか、職場自体が合うのか合わないのかなど、いろんな要素はあると思うのですが、「私は向いていないんじゃないか…」と感じておられる方の参考になれば幸いです。
ではどうぞ(∩´∀`)∩
この記事でわかること
- ひとり事務に向いている人・向いていない人の具体的な特徴
- 未経験からでもひとり事務は続けられるのか
- 実際に長く続けている人に共通すること
- 「向いているか不安」なときにどう考えればいいか
ひとり事務に興味がある方、今まさに働いていて「自分に合っているのかな?」と迷っている方に向けて書いています。
そもそもひとり事務ってどんな仕事?
まず前提として、ひとり事務は「事務の仕事をする人が自分一人」という状況です。 中小企業だと、経理・給与計算・勤怠管理・社会保険の手続き・備品管理・電話対応・来客対応……これ全部、一人でやります。
私の場合も、最初は「経理の補助かな?」くらいのつもりで入ったんですが、気づいたら会社の裏側ほぼ全部を一人で回している状態になっていました笑。よくある話らしいです。
「なんでも屋」という表現がいちばん近いかもしれません。
未経験からひとり事務はできる?【実体験あり】
これ、気になっている方も多いと思うので先にお話しします。
結論から言うと、できます。私がそうでした。
入社当初は未経験・前任者なし・引継ぎマニュアルなし。今思えばよく続けたな…と自分でも思います笑。
入社3か月目に「辞めます」と伝えた話
17年続けてきた私ですが、いちばんしんどかったのは入社から3か月の時期です。 実は3か月目に、社長に「辞めます」と伝えました。
しんどかった理由はいくつかあったんですが、一番大きかったのは**「よくわかっていないまま大金を扱うのがコワイ」**でした。 わからないことがわからない、という状態で、会社のお金を動かす仕事をしている。それがとにかく怖かった。
そこで自分なりに決めたのが、まず最低限この3つだけは絶対に守る、というラインを設けることでした。
- 残高不足を絶対に起こさない
- お金が不足しそうなら早めに社長に報告する
- 振り込み金額を絶対に間違えない
「とりあえずこれさえクリアしていれば、会社的に致命的な大トラブルにはならないはず」と思って、そこだけに集中しました。完璧じゃなくていい、まず最低ラインを守ることだけ考える。そうやってなんやかんやで17年経ちました笑。
未経験でもできるか不安な方には、「全部を最初から理解しようとしなくていい。まず自分なりの最低ラインを決めること」とお伝えしたいです。
ひとり事務に向いている人の特徴
① 黙々と作業するのが苦にならない人
ひとり事務は、基本的に一人で集中して進める時間がとても長いです。 「ずっと誰かと話していないと寂しい」というより、「一人でコツコツ作業しているほうが逆に落ち着く」というタイプの人にはかなり向いています。
私の職場は従業員が私一人なので、社長が外出しているときは本当に完全に一人です。最初は静かすぎて落ち着かなかったですが、今では「数字ぴったりカンカン~♪」と一人で呟きながら仕事しています笑。一人でいることが苦にならない人には、むしろ快適な環境だと思います。
② 数字や期限に対してきっちりできる人
経理や給与計算など、「絶対にミスできない」仕事が多いのがひとり事務の特徴です。 月末の支払い、給与の締め日、社会保険の手続き期限……カレンダーと締切の連続です。
うちは毎月25日が給与振込日なので、その数日前には必ず確認作業が終わっている状態にしています。「なんとなく大丈夫だろう」は禁句の世界です笑。几帳面すぎるくらいでちょうどいい仕事だと思っています。
③ 自分で仕組みを考えて動ける人
ひとり事務の職場は、マニュアルがきちんと整っていないことが多いです。 「誰も教えてくれない」「前例がない」という場面も出てきます。
そんなとき、「じゃあ自分でルールを作ろう」と動ける人はとても強いです。 私は入社2年目に、請求書の到着から支払い済みまでを一枚で追えるエクセルを自作しました。ぐちゃぐちゃなスタートでしたが、改良しながら今も使い続けています。
④ 臨機応変に対応できる人
ひとり事務の日常は、「今日の予定通りに進む日のほうが少ない」くらいの感覚があります。
突然の来客、社長からの急な依頼、月末に一気に届く伝票の山……。 「え、今?!」ってなることは日常茶飯事です笑。
「まぁなんとかなるか」とサッと気持ちを切り替えて優先順位を組み直せる人は、そこまで消耗しないです。完璧なスケジュール通りに進まないとストレスが溜まる、という人にはちょっとしんどい環境かもしれません。
⑤ 適度なコミュニケーションが取れる人
「一人が好き」とは言いましたが、完全に話さなくていい仕事ではありません。 支払い期限を伝える、書類の不備を指摘する、わからないことを確認する……こういう場面では、はっきり伝えることが必要です。
「雑談は少なめでいいけど、必要なことはきちんと言える」くらいのコミュニケーション力がちょうどいいと思います。私はこのくらいの距離感がいちばん楽です笑。
ひとり事務に向いていない人の特徴
① 常に誰かと話していたい人
「人との関わりが仕事のモチベーションの中心」という人には、ひとり事務はかなりきついと思います。 フロアでほぼ自分一人、他の人は営業や現場、という環境も珍しくありません。「孤独でつらい」という声も実際にあります。
私の職場は極端な例ですが、社長が外出すると本当に誰もいません。それを「ラッキー♪」と思えるか「さびしい…」と思うかで、向き不向きがかなり分かれると思います。
② 「わからないことを聞く」のが極端に苦手な人
ひとり事務の職場はマニュアルが整っていないことも多く、「自分で調べて、それでも足りなければ人に聞く」が基本スタンスです。
「聞くのが恥ずかしい」「プライドが邪魔して聞けない」という状態が続くと、ミスやトラブルに気づくのが遅れてしまいます。
③ 指示待ちが基本スタイルの人
誰かが「次はこれをやって」と指示してくれる環境ではないことが多いです。
締切・優先順位・今日やること、これを自分で管理できないと「頼まれたことだけ処理していたら締切に間に合わなかった」という事態になりやすいです。
④ ミスを引きずりやすい、完璧主義すぎる人
ひとり事務のミスは支払い漏れや給与の計算ミスなど、直接会社に影響するものが多いです。 注意は必要ですが、「ミスした自分が許せない」と長く引きずってしまうタイプだと、精神的にかなりしんどくなります。
ミスしたときの切り替え方については、次のセクションで実体験をお話しします。
⑤ 「事務=楽で定時帰り」のイメージだけで入ってきた人
正直に言います。中小企業のひとり事務は、年末調整や決算が重なる時期は残業も増えますし、突発対応もあります。
「思ったよりやることが多くてびっくりした」という声は私の周りでも出ています。ラクな面もあるのは本当ですが、「楽そうだから」だけで選ぶと、ギャップに苦しみやすいです。
実際にやらかしたミスと、そこから学んだこと
向いている・向いていないの話をしておいて、「私はミスしたことがありません」なんて言えないので笑、正直に書きます。
実際にやらかしたのは振り込み金額の間違いです。 たとえば244,000円のところを224,000円で振り込んでしまう、というようなミスです。
気づいたときは本当に肝が冷えました。自社内だけのミスならまだしも、取引先を巻き込むミスは本当に怖いです。すぐに先方に連絡してお詫びして、不足分を即日振り込みで対応しました。
このミスをきっかけに始めたのが、振り込み前の指さし&声出し確認です。 傍から見るとちょっとおかしい光景かもしれませんが笑、これをやるようになってから同じミスはしていません。
ミスは必ずします。大事なのは「同じミスを繰り返さない仕組みを自分で作ること」だと思っています。
ひとり事務のリアルな日常【あるある】
せっかくなので、ひとり事務ならではの日常もちょっとご紹介します。
うちの会社は従業員が私一人なので、社長が外出している間は本当に完全にひとりです。 そうなると自然と独り言が増えてくるんですよね笑。
「お!数字ぴったりカンカン~♪」
……みたいなやつです。誰も聞いていないのをいいことに、わりとご機嫌に仕事しています。
ところがある日、一人だと思って鼻歌まじりで仕事していたら、業者さんがドアを開けて来社されていました。 うちの会社、ピンポンのドアベルがないんです。気配ゼロで来られるやつです。
「ご機嫌ですね」と言われて、穴があったら入りたかったです……。
笑えない話でもありますが笑、これくらいのハプニングを「まぁいいか」と笑い飛ばせるくらいのメンタルがあると、ひとり事務は楽しくなると思います。
「向いていない」と感じたときの対処法
まず「仕事が合わない」のか「職場が合わない」のかを分ける
不安を感じたとき、いちばん大事なのはここだと思っています。
- 仕事の内容がしんどい(数字が苦手、一人で判断するのが怖い、など)
- 職場の環境や人間関係がしんどい(社長との相性、雰囲気、待遇など)
この2つは全然別の問題です。 「ひとり事務が向いていない」と思っていても、実は「今の職場が合っていないだけ」ということも十分あります。紙に書き出して整理してみると、どちらが原因かが見えやすくなります。
「全部できる自分」を最初から目指さない
未経験からスタートした私が言えるのは、最初から全部わかろうとしなくていい、ということです。
まず自分なりの「最低限ここだけは守る」ラインを作って、そこだけ徹底する。 それができるようになったら、少しずつ範囲を広げていく。
この積み重ねで、気づいたら17年経っていたので笑、焦らなくて大丈夫だと思います。
それでも「合わない」なら転職も立派な選択肢
仕事そのものが自分に合わない、と感じる場合は、転職を考えることも全然アリだと思っています。
「続けることが偉い」ではなく、「自分に合った環境を選ぶことも大事な判断」です。
私も3か月目に辞めますと言ったくらいなので、その気持ちはよくわかります笑。
実際に長く続けている人の共通点
17年やってきた経験と、周りを見ていて感じることをまとめます。
- 「この会社のバックオフィスは自分が回している」という自負がある 地味な仕事でも、自分がいるから会社が動いているという感覚を持てると、モチベーションが続きやすいです。
- 小さな改善や工夫を楽しめる 「このエクセルもう少しうまく作れるかも」という発想が自然に出てくる人は長続きしています。
- ミスしたら仕組みで対処する、と切り替えられる 完璧を目指すより「同じミスをしない仕組みを作る」ほうに意識が向けられる人は、メンタルが安定しています。
- 合わなくなったら転職もあり、と柔軟に考えられる 「ここで頑張る」という気持ちと「いざとなれば動ける」という選択肢を両方持っている人が、意外と長く穏やかに続いているなと感じます。
まとめ(本音)
ひとり事務は、正直「向き不向きがはっきり出る仕事」だと思っています。
一人でコツコツ動くのが苦にならない、数字や期限にきちんと向き合える、自分で考えて動ける、そういう人にとっては「自分のペースで仕事できて、意外と快適」な働き方になります。
でも、「誰かに認められたい」「にぎやかな職場が好き」「指示がないと動きにくい」という人には、じわじわしんどくなっていく環境でもあります。
私はといえば、17年続けてきて「向いていた」のか「慣れただけ」なのか、正直まだちょっとわからないです笑。でも、嫌いじゃないし、この働き方が自分には合っているとは思っています。
入社3か月目に「辞めます」と言った私でも17年続けられたので、今しんどい方にはとにかく「最低ラインだけ守ることに集中してみて」とお伝えしたいです。全部できなくていい。まず一個だけ、自分のルールを作るところから始めてみてください。
最後まで読んでいただきありがとうございました。また次の記事でお会いしましょう(∩´∀`)∩
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