こんにちは。40代実家暮らしの独身女性、通称「こどおば」のリアルな日常をお届けしています。今日は、実家暮らしをしていて日々感じている「自由」と「制約」について、正直な気持ちを綴ってみたいと思います。
同じような境遇の方なら、きっと「あるある!」と共感していただけるはず。コーヒーでも飲みながら、ゆっくり読んでいただければ嬉しいです。
実家暮らしのよさ。ひとり暮らしでは味わえない安心感
こどおば42歳、仕事終わりに特に寄るところもなく、最速で帰宅(笑)
帰宅して玄関のドアを開けると、リビングから聞こえてくる母のテレビの音。「おかえり」の声と共に漂ってくる夕飯の香り。この何気ない風景が、「今日も仕事終わったー!疲れたスイッチオフ!!」と仕事とプライベートのスイッチの切り替えになります。日常の音と匂いに、私はいつもホッとしてしまいます。
私が実家暮らしで感じる一番の良さは、やっぱりこの「安心感」です。30代まではそんなに体調を崩すこともなかったのですが、40代になってから色々体調不良になる場面が増えたと実感しています。ひとり暮らしをしていた時は、“とにかく自分でどうにかしないといけない”と、結構しんどい時がありました。フラフラしながら自分でドラッグストアまで行ったり、動けないので金に物を言わせて(笑)ウーバーイーツで高いお金を払って空腹をしのいだりしていました。
40代実家暮らしの最大のメリットは、やはり経済面での余裕ですね。毎月3万円だけ家に入れていますが、ひとり暮らしをするなら田舎でも家賃だけで4〜6万円はかかります。(しかも田舎なので車は必須)
家賃以外にも、駐車場代、ネット代、電気やガスの基本料金、NHK視聴料といった、お金が毎月かかるので、低賃金な私ではとても貯金までいきませんでした。その差額で、将来の終活資金として少しずつでも貯金したりできるのは本当にありがたい。お金に少し余裕が出て、ひとり暮らしをしていた時のお金がないハラハラ感から解放されたのは良かったです。いつもカツカツだったので、してみたいことが出来なかったし、精神的に余裕もなかったのでそれ自体を考えることをやめていました。今ではやりたいことの自由度が増えたのでありがたいと思っています。
実家暮らしの制約と遠慮…自由にできない小さな壁
でも、40代こどおばの現実は、良いことだけではなく。実家暮らしだからこそ感じる日常の「制約」もあります。
1番感じるのは“お風呂に入るタイミング”。夕食を食べた後少しゴロゴロしていたい…と思うのですが、早く入らないといけない空気感。母に先にお風呂に入ってくれたら私は少しゆっくりしてからお風呂に入れるのですが、母は風呂の片づけは絶対自分がするマンなので、私が先に入ることになります。
風呂の順番にかかわらず、あらゆる家事を“頑固として譲らない”母に、年齢のせいなのか性格なのか…少し難しく感じることも…。
私は陰キャでコミュ障気味なのですが、母はコミュ力が高く、母の友達やカラオケ教室の人が度々我が家におかずやお土産のおすそ分けなどで結構な頻度で玄関ピンポンするので、落ち着かない時もあります。
もう聞かれもしない「結婚しないの?」
そして、40代独身実家暮らし女性が必ず直面する問題、ウチの場合。
「まだ結婚しないの?」
もう聞かれもしません(笑) 私が35歳くらいまでは、母はお雛様を毎年飾ってくれていましたが、いつからかもう飾らなくなりました。ちなみに妹は結婚して2年しないくらいで離婚していました。私も妹も未だに独身です。母よ、孫は抱かせてあげられなくてごめんよ!
まとめ:自由と制約のバランスをどう取るか
40代実家暮らしの「自由」と「制約」は、本当に表裏一体の関係だと実感しています。安心感や経済的な助け合いは大きなメリットだけど、遠慮や高齢の母のマイルールとの折り合いのつけ方など課題もあります。
最近は、この「制約」も含めて自分の選択した生き方だと受け入れられるようになってきました。完全に自由な暮らしも、完全に束縛された暮らしも、きっと存在しないんよね。
40代独身のこどおばとして、これからも自分らしさを大切にしながら、家族との距離感やバランスをうまく取って暮らしていきたいと思います。
同じように実家暮らしで日々葛藤している方、少しでも共感していただけたら嬉しいです。
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