
40代独身・実家暮らしのリアルな一日|「楽でいいね」って本当に思う?
「実家暮らしって楽でしょ」——その一言がちょっと刺さる
「実家暮らしってラクでいいよね」
そう言われるたびに、苦笑いしてしまいます。
確かに家賃は安い。
ご飯が出てくることもある。
でも、40代で実家に暮らすって、そんなに単純じゃないんですよね。
高齢の親との暮らし、老朽化した実家のメンテナンス、片付けても片付けても終わらない荷物の山……。
「楽」って言葉、どこから来たんだろう、って毎日思っています。
今日は、40代独身で実家暮らしをしている私の、リアルな一日をご紹介します。
「わかる!」と思ってもらえたら嬉しいです。
私のプロフィール:一人暮らし10年を経て実家に戻ってきた40代
少しだけ自己紹介させてください。
私は「いもこ」といいます。
40代独身、実家で高齢の母と二人暮らし。
小さな建築会社でひとり事務として17年、経理の仕事をしています。
実は30歳から約10年以上、一人暮らしをしていました。
狭くても自分の城があって、自由で、なんだかんだ好きな生活でした。
それが今は実家。
きっかけは実家の家電が壊れたことでしたが、親の体のこと、家のこと、自分の将来への不安——
いくつかの事情が重なって、戻ってきました。
当時ひとり暮らしはしていましたが、父が数年前に亡くなってからは母がひとりで暮らしていたので、1週間~2週間に一度くらいのペースで実家に様子を見にいっていました。
さらに、闇バイトや強盗など、世間では物騒なニュースが相次いでいた時期でした。
その心配もあったので、実家の家電が壊れたのをきっかけに、実家に戻る決意をしました。
「後退した気がする」と思った時期もあります。
でも今は、これが自分の選んだ暮らしだと思っています。
そんな私の、普通の一日がこちら。
朝:静かな家で一人出勤準備
母は早朝からパートへ出かけます。
私が起きるころには、もう家は静か。
朝ごはんは冷蔵庫にあるものを適当に。
パンと前日の残りおかず、バナナだけで済ませることも多いです。
出勤は車で片道約1時間。
田舎なので電車は使いにくく、通勤時間はどうしても長くなります。
正直、出発するまでが憂鬱。
「働きたくないなあ……」とぼんやり思いながら、YouTubeの音声や音楽をかけて走ります。
でも、この1時間が「頭を整理する時間」になっていることも確か。
誰にも話しかけられず、ただ走るだけの時間は、案外悪くないです。
昼:ひとり弁当の至福タイム
会社では経理事務をひとりで担当しています。
昼休みは、持参したお弁当をイヤホンをつけながら一人でもくもく食べる時間。
前日の残りおかずと冷凍食品を詰めただけの、質素なお弁当です。
ワイワイ大人数で食べるのは正直苦手なので、これが心地よい。
やる気が出ないときのお菓子だけは、ちゃんと確保しています(これ大事)。
17年同じ会社にいると、仕事の流れはほぼ体に染み付いています。
変化が少ない分、刺激も少ないけれど——安定していることの有り難さも、歳を重ねるほどに感じます。
夜:母のご飯と、休日は築古の家のメンテナンス
19時ごろに帰宅すると、母が晩御飯の支度を終えていることが多いです。
料理はほぼ母担当。本当にありがたい。

その代わり、私の役割は家の片付けとメンテナンスです。
荷物が多い実家なので、休日は片付けに追われることもしばしば。
網戸の張り替え、ちょっとした修理——築古の家はやることが尽きません。
「誰もやらないから、結局私がやる」
そんな場面は正直多いです。
でも、こうして実家をそばで見ながら、少しずつ老朽化が進んでいることを実感しています。
離れて暮らしていたら、気づけなかったことだと思う。
実家暮らしのお金事情:月3万円の家賃と、ちょっと複雑な気持ち
実家に入れているお金は、毎月3万円。
一人暮らしをしていたころと比べると、家賃負担は大幅に減りました。
都市部の平均的な家賃が6〜8万円前後であることを考えると、その差は月3〜5万円以上になることも。
この差額を将来のために貯蓄に回せるのは、実家暮らしの大きなメリットだと感じています。
ただ、心のどこかにひっかかっていることもあって。
昔、母が「あなたの結婚資金を少しずつ貯めてる」と言っていたことがありました。
でも実家に戻ってその話をしたとき、ハッとした表情をして「今はない」と一言。
(この表情と焦り具合からいくと、今は無いし今後も無いのだろうなと確信しました)
妹が結婚したときにはお金を渡したと聞いていたので、複雑な気持ちになりました。
父が病気がちだったこともあって、わが家は決して裕福ではなかった。
生活費に消えていったんだろうな、と今は思っています。
(のちに、諸事情により母方の祖母への生活援助もしていたことも知り、私の結婚資金予定だったものはもうないことをさらに確信しました)
「まあ仕方ないか」と割り切れるようになったのも、40代になったからかもしれません。
その分、3万円という安い家賃で、大いに甘えさせてもらっています。
40代実家暮らしで感じる「不安」と、それでも続ける理由
実家暮らしに戻ってから、将来のことを考える機会が増えました。
母はいつまでも元気でいられるわけじゃない。
実家の老朽化や、ゆくゆくは終活のことも頭をよぎります。
自分自身の老後も、ひとりで考えていかなきゃいけない。
不安を挙げればキリがありません。
でも、離れて暮らしていたときより、今の方が「現実を見ている」感覚があります。
親の日常をそばで感じられること。
実家の状態を把握して、少しずつ手を入れられること。
一人暮らしのときには気づけなかったことが、ここにはたくさんあります。
40代で実家暮らしを続けることへの後ろめたさは、今もゼロではないです。
でも、自分なりの理由がある暮らしだと、今は思っています。
まとめ:「楽」でも「楽じゃない」でもなく、これが私の日常
40代独身・実家暮らしのリアルな一日、いかがでしたか?
通勤往復2時間、片付けやメンテナンスに追われる日々。 「実家暮らし=楽」というイメージとは、少し違う毎日です。
それでも、母と一緒に晩御飯を食べられること。 実家の変化にそばで気づけること。 そして、将来の備えに少しだけお金を回せること。
これが今の私の、選んだ暮らしです。
同じように「実家暮らしってどうなの?」と感じているあなたに、少しでも共感してもらえたなら嬉しいです。
このブログでは、40代独身・実家暮らしのリアルな日常や、老後・終活についての話を少しずつ書いていきます。
また読みにきてもらえると嬉しいです。
→次の記事 実家暮らしで感じる「自由」と「制約」|40代独身のこどおばの葛藤
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